32.38. usage_privileges

usage_privilegesビューは、現在のユーザに、もしくは、現在のユーザによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別することを意図しています。 これは今の所、PostgreSQLでは、ドメインに対してのみ適用されます。 PostgreSQLではドメインは実権限を持ちませんので、このビューは、すべてのドメインでPUBLICに与えられた暗黙的なUSAGE権限を表示します。 将来、このビューはもっと有用な情報が含まれる可能性があります。

表 32-36. usage_privileges の列

名前データ型説明
grantorsql_identifier現在は、オブジェクトの所有者の名前が設定されます。
granteesql_identifier現在は常に PUBLICです。
object_catalogsql_identifierオブジェクトを持つデータベースの名前です。(常に現在のデータベースです。)
object_schemasql_identifierオブジェクトを持つスキーマの名前です。
object_namesql_identifierオブジェクトの名前です。
object_typecharacter_data現在は常に DOMAINです。
privilege_typecharacter_data常に USAGEです。
is_grantablecharacter_data常に NOです。
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