インストール/設定
PHP Manual

実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

Memcache 設定オプション
名前 デフォルト 変更の可否 変更履歴
memcache.allow_failover "1" PHP_INI_ALL memcache 2.0.2 以降で使用可能です
memcache.max_failover_attempts "20" PHP_INI_ALL memcache 2.1.0 以降で使用可能です
memcache.chunk_size "8192" PHP_INI_ALL memcache 2.0.2 以降で使用可能です
memcache.default_port "11211" PHP_INI_ALL memcache 2.0.2 以降で使用可能です
memcache.hash_strategy "standard" PHP_INI_ALL memcache 2.2.0 以降で使用可能です
memcache.hash_function "crc32" PHP_INI_ALL memcache 2.2.0 以降で使用可能です
session.save_handler "files" PHP_INI_ALL memcache 2.1.2 以降で使用可能です
session.save_path "" PHP_INI_ALL memcache 2.1.2 以降で使用可能です

PHP_INI_* モードの詳細および定義については どこで設定を行うのか を参照してください。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

memcache.allow_failover boolean

エラー時に、透過的なフェイルオーバーを行うかどうかを指定します。

memcache.max_failover_attempts integer

データの設定や取得を試みるサーバの数を指定します。 memcache.allow_failover を指定した場合にのみ使用します。

memcache.chunk_size integer

データは、ここで指定した大きさに分割されます。 この値を小さくすると、ネットワークに対する書き込みが多くなります。 不可解な速度低下が発生する場合は、この値を 32768 まで大きくしてください。

memcache.default_port string

memcached サーバに接続する際に、 デフォルトで使用される TCP ポート番号。

memcache.hash_strategy string

キーをサーバと関連づけるために使用する方式を制御します。この値を consistent にすると、一貫したハッシュを使用します。 これにより、サーバを追加したり削除したりした際にキーの再マッピングの必要がなくなります。 この値を standard にすると、以前の方法を使用します。

memcache.hash_function string

キーをサーバに関連づける際に使用するハッシュ関数を制御します。 crc32 は標準の CRC32 ハッシュを、そして fnv は FNV-1a を使用します。

session.save_handler string

memcache をセッションハンドラとして使用するには、この値を memcache と設定します。

session.save_path string

セッションを格納するためのサーバの URL を、カンマ区切りで指定します。たとえば "tcp://host1:11211, tcp://host2:11211" のようになります。

個々の URL には、そのサーバ用のパラメータを含めることができます。これは Memcache::addServer() メソッドと同じ形式です。たとえば "tcp://host1:11211?persistent=1&weight=1&timeout=1&retry_interval=15" のようになります。


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