配列 関数
PHP Manual

array_unique

(PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5)

array_unique配列から重複した値を削除する

説明

array array_unique ( array $array [, int $sort_flags= SORT_REGULAR ] )

array を入力とし、値に重複のない新規配列を返します。

キーは保持されることに注意してください。 array_unique() はまず文字列として値をソートし、 各値の最初のキーを保持し、2回目以降の全てのキーを無視します。 これは、ソート前の array で最初の関連する値のキーが保持されるという意味ではありません。

注意: (string) $elem1 === (string) $elem2 の場合のみ二つの要素は等しいとみなされます。 言い換えると、文字列表現が同じ場合となります。 最初の要素が使用されます。

パラメータ

array

入力の配列。

sort_flags

オプションの 2 番目のパラメータ sort_flags にこれらの値を使用して、ソートの挙動を変更します。

ソート形式のフラグは次のとおりです。

  • SORT_REGULAR - 通常の比較 (型変換をしない) を行います
  • SORT_NUMERIC - 数値として比較します
  • SORT_STRING - 文字列として比較します
  • SORT_LOCALE_STRING - 現在のロケールにもとづいて文字列として比較します。 PHP 4.4.0 および 5.0.2 で追加されました。 PHP 6 より前のバージョンではシステムのロケールを使用します。これは setlocale() で変更可能です。PHP 6 以降では i18n_loc_set_default() 関数を使用する必要があります。

返り値

処理済の配列を返します。

変更履歴

バージョン 説明
5.2.9 オプションの sort_flags が追加されました。

例1 array_unique() の例

<?php
$input 
= array("a" => "green""red""b" => "green""blue""red");
$result array_unique($input);
print_r($result);
?>

上の例の出力は以下となります。

Array
(
    [a] => green
    [0] => red
    [1] => blue
)

例2 array_unique() と型

<?php
$input 
= array(4"4""3"43"3");
$result array_unique($input);
var_dump($result);
?>

上の例の出力は以下となります。

array(2) {
  [0] => int(4)
  [2] => string(1) "3"
}


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